Q&A
Q&A
1. 定期的な診察
・体調の良い時にも月2回程度は定期的に訪問し、普段からの健康管理をしていきます。
・ご自宅で血圧・体温・呼吸状態・心音・腹部などの診察を行います。
・病状の変化を確認し、薬の調整や今後の方針を相談します。
2. 薬の処方・服薬管理
・必要に応じて処方箋を発行し、薬局がご自宅にお薬をお届けてもらうこともできます。
経管栄養用の栄養剤なども届けてもらえます。
・飲み方の確認や副作用のチェックも行います。
3. 医療処置・ケア
・胃瘻・気管切開・吸引・経管栄養・在宅酸素などの管理
・必要な診療材料の提供
・床ずれ(褥瘡)の処置、カテーテル交換、点滴、採血など
・小児の場合は医療的ケア児に必要な医療管理全般を行います。
4. 緊急時の対応
・病状が急変したときには、24時間365日連絡・対応できる体制があります。
・必要に応じて往診・救急搬送・病院連携を行います。
5. ご家族への支援
・病状や生活上の注意点をわかりやすく説明し、介護やケアの方法を一緒に考えます。
・訪問看護・訪問リハビリ・地域支援センターなどと連携し、安心して在宅療養を続けられるよう支えます。
これ以外のこともできるだけご希望に添いたいと思っています。どうぞご相談ください。
当ホームページの「診療内容」のところもご参照ください。
自宅療養では常に医療従事者がそばにいるわけではないため、不安を感じることもあるかと思います。 当診療所では24時間365日の電話相談や、必要に応じた往診を行い、そのような不安の軽減に努めております。
また、通院・入院していた病院の主治医や訪問看護師、ケアマネージャーなどの介護職と密に連携を取りながら、少しでも安心して療養いただけるよう取り組んでおります。
しかしながら、在宅医療には限界があることも事実です。緊急時や自宅療養が難しい病状が生じた場合、また当診療所で対応できない検査が必要となった場合には、医療機関をご紹介し、入院や受診の手配を行うことで、適切な医療を受けられるよう支援いたします。
専門的なことはそれまでどおり病院で、日常的な相談は訪問診療でというように、病院にかかりながら訪問診療を受けることができます。病状の様子に合わせて病院と訪問診療所で役割分担を行います。
小児科専門医資格を持つ医師が小児の訪問診療を行っています。
低出生体重児、先天性疾患、小児がんなどの小児特有の疾患にも対応いたします。
成長や発達の相談、予防接種なども可能です。学校や保育園などとの連携もサポートします。
小児期から医療を受けられていて成人年齢に達した患者さん(移行期医療の対象患者さん、トランジション期の患者さんなどと呼ばれます)についても訪問診療を行います。
小児期から続けている治療や医療ケアなどを続けられるようお手伝いします。
また、年齢に伴って変化してくる状況にも対応できるよう、診察やサポートを行っていきます。
何歳になっても診ていけますよ。
小児の年齢を超えても、担当させていただけると嬉しいです。
年齢に伴って小児医療施設を卒業する患者さんについても訪問診療を行います。
ただし、訪問診療はそれだけで完結できるものではありません。日常の健康管理は訪問診療所が担当しますが、専門的な疾患や入院が必要になった場合などには病院での診療を受けなくてはいけません。訪問診療と病院は車の両輪です。片方だけでは不十分です。
小児医療施設から卒業する際には成人の医療施設につなげてもらった上で訪問診療を申し込んでもらえると助かります。
もし、すでに成人となっていて成人の医療施設とはどこともつながっていない場合は、かかる病院を一緒に探していきましょう。
平常の落ち着いている状態を定期的に確認しているからこそ、検査などが限られる訪問診療であっても体調不良時に的確な判断がつけられると考えています。ですので、基本的には月2回の定期訪問をお願いしています。
何かしらの理由で月1回しか受けられないという場合にはご相談ください。
はい。医療ケアがあってもなくても大丈夫です。
日常的に医療が必要で、「病院に行くのが難しい」「家で安心して過ごしたい」などの場合に訪問診療でうかがいます。
具体的なご希望についてはご相談ください。
はい、行っています。
貴重な時間をよりよいものにできるようにできる限りのサポートをいたします。
一度在宅の決心をされても、経過の中でお気持ちが変わる場合もあるかと思います。適宜、紹介元病院や基幹病院とも連携を行い、入院も含めてその時点その時点でのご本人やご家族の考えを尊重してご意向に沿えるようにしたいと思います。
はい、ご希望の際は往診いたします。熱が出た、急に体調が悪くなったなど、具合が悪いと感じたときはいつでもご連絡ください。24時間365日対応いたします。
往診して、さらに高度な医療が必要な際には基幹病院もしくは適切な施設に搬送の手配をいたします。電話相談の段階で体調の不良が明らかであり、時間的猶予がないと判断される場合には、救急車の要請や基幹病院への受診を指示する場合があります。
また、当院は医師1名体制で診療を行っており、他の往診などの関係ですぐの往診が不可能な場合がありえます。場合によっては基幹病院等への受診を指示する可能性がありうることをご了解ください。
訪問診療では定期的(少なくとも月に1回から2回)に医師がご自宅に訪問し、計画的に健康管理をしていきます。元気で調子がよい時でも訪問し、普段の様子を確認していきます。このことで体調をくずす頻度を減らすことが出来ます。
往診は急に体調を崩したり、急な症状が出た際に、臨時で医師が自宅に訪問して診療を行うサービスです。一般的には、急性の症状や一時的な健康問題に対応します。
当院は、定期訪問している患者さんに対して具合が悪いときに往診しておりますが、普段から定期訪問していない方の往診は行っておりません。
病院や外来診療と比べて検査などが十分に行えない訪問診療においては、普段からの体調を把握しておくことで体調不良時の変化もみつけることが可能になります。普段から定期訪問していない患者さんについては十分な診断がつけられない可能性が出てしまうため、スポットの往診は行っておりません。
ご自宅でも必要時には一般的な血液検査、尿検査、感染症の検査などの検査を受けることは可能です。
ただし、一部の検査(ウイルス抗原検査、白血球数・CRP値など)を除いては外部の検査会社への外注検査になるため、結果が得られるまでに1日以上時間がかかります。
また、特殊な検査や、CTやMRIなど大型機器が必要な検査については病院をご紹介し、結果を共有しながら診療に当たります。
基本的には入院中に導入した機器、使い慣れた機器をそのまま使用できるようにしたいと思います。
ただし、他の機器に変更することでご本人やご家族にメリットが大きい場合には変更をご提案する場合があります。
訪問看護ステーションが在宅に入ってくれていると数多くのメリットがあります。
医療的な処置やケアのサポート、服薬・栄養・排泄などの日常生活への助言や支援、体調不良の早期発見や必要な医療者への連絡、在宅での点滴治療や輸血の実施など、様々な役割を果たしてくれるため在宅医療チームの中で中心となってくれる存在です。
当院としても在宅で提供できる医療の巾が大きく広がりますので、とても頼りになる存在です。
当院として特に指定のステーションはございません。
すでにご家庭に入ってくれているステーションがあるなら、そのステーションと連携して、継続的な在宅医療を提供します。
特に希望がないようであれば、こちらから紹介することも可能です。ご相談ください。
患者さんのケアのためにご家族が受診することさえ難しい時がありますよね。
患者さんのために定期訪問した際に、ご家族を一緒に診療したり処方したりすることは可能です。
(専門的な診察・検査や、病院への受診が必要な際には、他院の受診を案内させていただきます。)
ご家族の予防接種なども一緒に行うことができます。
ただし、ご家族の体調不良時の往診には応じかねますので、ご了承ください
基本的には、訪問エリア内で訪問診療をお受けいたします。
訪問エリアは体調不良の際もすみやかに往診ができるエリアとして設定しております。
安心して在宅医療を続けていけるよう地域の訪問医療機関をお選びになることをおすすめいたします。
ただし、当院でないといけない何かしらの理由がある際にはエリア外でも訪問する場合があります。ご希望の際にはご相談いただければと思います。
●訪問診療にかかる費用について
おむすび診療所の訪問診療は、健康保険を使って受けられる保険診療です。
診察内容に応じて医療費が計算されます。
医師がご自宅までお伺いして診療を行うため、「訪問診療料」や「在宅医療の加算」などが含まれます。
●費用のめやす
患者さんのご負担割合(1割~3割)によって異なりますが、月2回の定期訪問でおおよその目安は次のとおりです。
• 小児医療証をお持ちの方 … 基本的には公費でまかなわれます
• 1割負担の方 … 6,000円前後
• 2割負担の方 … 12,000円前後
• 3割負担の方 … 18,000円前後
※検査・注射・処方箋料などがある場合は、別途費用が加わります。
※夜間や緊急時の往診では、時間帯に応じた加算があります。
※交通費として1回の訪問・往診につき、500円(遠方の方は〜1,000円)のご負担をお願いしております。
※インフルエンザワクチンなどの自費のワクチン、文書作成料などは別途代金をいただきます。
● 各種医療証・制度のご利用も可能です
• 小児医療証・重度障害者医療証・特定医療費(指定難病)受給者証・小児慢性特定疾患医療受給者証などをお持ちの方は、自己負担が軽減または無料になる場合があります。
• 高額療養費制度もご利用いただけます。
くわしい金額や制度の対象については、診療時にスタッフがご案内いたします。
できません!(笑)
(自分はたらこが好きです♪)